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奇怪な進展

今週に入ってから、プロ野球のストを賭けた交渉が何かスムーズに行っているらしい。
新規球団の参入等、選手会も球団側も歩み寄りの雰囲気が出てきているようだ。だが、何かおかしい。例えば、あまり報道されていないが下記のような発表があった。
http://myone.aozoracard.co.jp/press/040916.html
オリックス傘下だったあおぞらカードの、楽天への完全譲渡。ネットビジネスを手掛ける楽天にとって、喉から手が出るほど欲しい事業であることは想像に難くない。元々楽天のミキティこと三木谷社長は、ライブドアがプロ野球に手を出すと表に出だしたころ、「僕はサッカーでよかったです」などと、野球球団経営には興味のない発言をしていた。それがここに来ての積極発言の連発、である。正直おかしいな、と感じていたが・・・これなら合点がいく。
こうしたビジネスパートナーとしても成り立つくらいだから、球団経営においてもオリックスのお墨付きが付くのは確実であろう。そうなると、あまったライブドアの処遇が問題となる。恐らく、ライブドアは審査で落ちると見ている。理由は何とでもつけられる。元々ライブドアは買収を繰り返して大きくなった『経営実態と基幹事業が見えない会社』だ。資本金239億・従業員1000人オーバーもある会社の事業内容紹介が

・コンピューターネットワークに関するコンサルティング
・コンピューターネットワークの管理
・コンピュータープログラムの開発・販売
・ネットワークコンテンツの編集・デザイン

この程度ではお寒いとしか言いようがない。そこら辺の中小企業でも書ける程度の事業内容だ。錬金術が先に来たことによる弊害と言える。そろそろこの会社も決算だが、昨年度決算にくらべて明らかに会社が肥大化しているはずだ。球団買収がその一環と見られても致し方ない部分があるのだが、まぁいろいろ難癖つけて落とすのだろう。

同じIT企業系でも、ミキティは宮内の手ごまの一つと見ていい。果たして来期までにチームを作り上げることが出来るか否かは、楽天にかかっている。もし、これでチーム作りが間に合わなかったら来期は11チームでプロ野球を運営することとなり、その間にもう一つの合併とやらが成立したら・・・・・・??

個人的には、1リーグ制というのはナベツネよりは堤・宮内の提言だと考えている。ナベツネなどは元々、社内では大正力や務台に、社外では中曽根などに取り入っていただけの大物ヅラした小物だ。堤や宮内には1リーグにしたい理由がある。両者とも『最初は球団経営をがんばったが、観客動員に結びつかなかった』チームのオーナーだからだ。両チームとも強かった時代があったし、スター選手が多かった時代もあった。パ・リーグの盟主を目指していたとも言えよう。しかし、西武は巨人になれなかった上に、人気でも実力でも、自らが捨てた福岡に球団を持ち込んだダイエーに上回られてしまった。オリックスも然り。内野天然芝まで張って、ホームグラウンドの演出をメジャー風にするなど、他球団が行わない経営をしてきたが、人気実力は惨憺たるもの。そうした負の部分が1リーグへと思考を向かせたと考えると、ちょっとやそっとじゃ断念しないのでは?と思える。

要注目である。今後2年、プロ野球がどうなるか。大した改革もなく終わってしまえばそれまで。斬新な改革が見られれば、まぁ奇跡だ

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